テスト勉強でテンション上がりそうになるのをぐっとこらえる。

投稿者: | 2014年12月1日

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学校でテストがあるということで、子供がテスト勉強をすると言い出した。国語・算数・理科・社会の4教科。

 

もともと、テスト前だからと言って何か特別に勉強していたわけでもないし、勉強しろと言ったこともほぼない。いつもしている勉強も、学校の進度とは関係なくオリジナルのペースでやっている。

 

ただ、子供が、「最近はいつも勉強してるんだからテスト勉強もしようかな。」などと殊勝なことを言う。それで、3日間テスト勉強に充てることに。

 

テスト勉強となると、いつもと違ってやるべき範囲が決まっているし、期限もあるから、私としては必要なこと「全て」を期限までにやってしまいたいという気持ちになる。しかし、そのためには1日3時間程度勉強しないと間に合いそうにない。今まで自宅勉強は宿題以外やってこなかった子供にしてみればちょっとキツイかな、と思う。

今も平日の自主勉強は1時間。休日ならまだしも平日だし。たった3日間ぐらいのことではあるのだが…。

 

思い起こしてみると、自分自身、小学校時代にテスト前の「テスト勉強」などやった覚えがない…。

 

点数を取るためには、目的にそった勉強をきっちりさせるべきだが、ほどほどにしないと子供がイヤになってしまうかも知れない。

親としては「良い点数」「満点」を目指したいところだが、子供は「まあまあ良ければ」というテンションだ。テストで良い点を取りたいのは、親ではなく子供じゃなければいけないだろう。子供が「まあまあ」を望むなら、「まあまあの結果」になるような努力をを取りあえず手伝おう、と気持ちを切り替える。

ということで、完璧は目指さず適当にということで、ゆるーくテスト勉強をした。

 

もちろん、どうせなら、子供自ら良い点数を取ることを目標にしてもらいたい、という気持ちはある。しかし、親が目標を押し付けるのはやはり良くないだろうなあ、と思う。

 

今の父子の勉強を始める前に、子供と話した時、こんな会話があった。普通の小学6年生が勉強を始める動機。 では端折ってある会話。

 

「勉強はした方がいいと思うの?」
「そりゃ、した方がいいだろうね。」
「今はあまり勉強してないと思う?」
「まあ、まわりに比べてもあまりしてない方だと思う。」
「それで何か困ることある?」
「うーん、もうちょっとテストとかで良い点が取れてもいいと思う。」
「ふうん。俺はお前が 『成績なんて関係ねえぜ!学校の勉強なんて関係ない世界で俺は生きていくぜ!』 っていうならそれでもいいと思ってるんだけど、そういう風には思ってないわけ?」
「そうは思ってないなあ。まだ小学生だから将来のことなんてよくわからないし。」
「ま、そりゃそうだな。じゃあ、今の成績には不満がある?」
「うーん、そんなに悪くもないと思うけど、良くない時もあるし、もうちょっと良くてもいいって思うかな。」
「そうなんだ。自分でももうちょっと成績良くしたい気持ちがあるわけだ。」
「うん。」
「自分で望んでるんなら、それにそった努力はした方がいいよなあ。」
「そうだね。」

 

こんな感じなので、もともと目標設定自体は高くないのだ。子供が自然に望む目標に合わせることが、そもそものコンセプト。

 

テストが終わった日話してみると、「結構バッチリだった」のだそう。まあ、結果を見なければわからないが、いつもより少しでも良ければ良いなあ、と思っている。

 

しかし、考えてみると、教科書の内容をちゃんと復習しさえすれば、学校のテストは問題ないだろうから、そもそもそういう勉強をいつもしておけば良かったのだろうなあ。受験をするならそれでは足りないだろうけれど、我が家ではそのレベルをきちんとやる方が良かったのだろうと今更ながらに後悔。

 

とはいえ、相変わらず機嫌よく勉強しているので、この調子でやっていければ良しとする。

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