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中学生になって3ヶ月。ほとんど勉強せず。

中学生になって3ヶ月。子供の適応力というのは大したもので、すっかり中学校生活に慣れた。

親としては、勉強のことなんかより、友達関係など周りの環境にうまく馴染み、楽しく過ごせるのかどうかが一番の心配。入学式前などは、内心、子供よりも親の方が緊張していたかも知れない(笑)。自分の記憶では、周囲を見回しても中学時代が一番厳しい時代なのだという思いがあるからか。まあ、私の時代は無茶苦茶荒れてたけど。

クラスにかなり個性的な子がいて、聞いていると、普通の親は眉をひそめるかも、というような内容もあるのだが、「そいつ、なかなかおもしれえヤツじゃん」 と言っている。結局今一番仲が良い相手らしい。この子のおかげもあって楽しく過ごしている。まあ、ノートラブルとはいかないが、お互いの短所が出てはぶつかり合い、思わぬ良い面が出て友情らしきものが育まれているようにも見える。

部活にも入り、朝練やら休日練習やらで、ほぼ休みのない日々を過ごしているが、子供は充実している様子。すっかり部活中心の生活になっているが、好きなことをやるのが一番。子供にもそう伝えている。

聞けば、教師にも当然良い先生も首をひねらざるを得ないような先生もいるが、それは世の常。ムカつくのも勉強だな。

思春期らしくなってきて、反抗期、言葉も少なくなる時もあるが、ネガティブなことが起こった時のサインだけは見落とさないことだけは心がけている。

緊張はすっかり解けた。

 

さて、勉強量は小学校の時よりも減っている。宿題もほとんどない。部活で帰宅時間も一気に遅くなり、かといって就寝時刻は小学校時代と変わらず…。朝練行っているから眠くなるんだよね。

部活は好きでやっているわけだが、小学校時代に比べれば子供の自由時間は削られる。それでも家での憩い時間がたっぷり欲しい子供は、放っておけば勉強なんか全然しない。私のスケジュールの問題も重なり、子と父の勉強時間は全くなくなった。

学力に強いこだわりはないけれど、しかし、まったく勉強しないのはなあ…。まだまだ基本的なことを学習しているわけだし、ズルズルとわからないことが増えてしまうのは心配ではある。

そのうち、家人が 「部活で時間がなさすぎて勉強しないの?」 とか、「あんまり大変だったら部活続けるのも考えなきゃいけないんじゃない?」 などと言い出す。

確かに、その部では勉強が出来なくなってしまって、途中で部活を辞めてしまう(あるいは親に辞めさせられる)子も多々いる模様ではあるが。

 

私としては、事の性質を問わず「子供が楽しければいい」 という教育方針ともつかない考え方をしている(とはいえ、生産性のないゲームとかばかりはダメ)ので、部活に熱中している子供の様子は喜ばしく思っていたのだが、後々本人が後悔するのは良くないかなあ、とも思うので、とりあえず子供と話し合い。

 

D 「なあ、部活は楽しい?」

子 「うん、むっちゃ楽しい。」

D 「キツいなあ、とか、イヤなこととかない?」

子 「キツいこともあるし、イヤなことが全然ないわけじゃないけど、全然気にならないレベル。むしろムッチャ楽しい。」

D 「ほう、それはいいね。」

子 「うん。」

D 「じゃあ、もしかして途中でやめちゃうかも、とかは思わない?」

子 「全然思わない。」

D 「じゃあ頑張れ。応援する。」

子 「うん、頑張る。」

 

D 「ところでさ、高校は行く?」

子 「行くよ。」

D 「じゃあ、受験はあるわけだ。」

子 「そうだね。」

D 「どんな高校行きたいとかある?」

子 「まだ全然わかんない。」

D 「だよなあ。俺も高校のことわからん。」

子 「部活が充実してるところがいいなあ。」

D 「そっか。そのうち行きたい高校とか出てくるだろうね。」

子 「そうだね。パパ調べてよ。」

D 「おいおいね。てか、自分で調べろよ。」

子 「自分でも調べるけどさ、教えてよ。」

D 「OK。」

 

D 「行きたい高校が出来てさ、でも学力足りねー、ってことになる可能性は常にあるわな。」

子 「まあ、そうだろうねえ。」

D 「3年生ぐらいになってさあ、高校のことマジで考えてみたら、学力足りません、そもそも内申点が足りません、てなことになるわけよ。」

子 「そうだよねえ。」

D 「3年になって、こりゃいかん!ということになって、勉強するために部活やめます、なんてことは考えられる?」

子 「いや、それはないでしょ。」

D 「うん、それはない。今以上にやめるのはあり得なくなってるだろうな。」

子 「そうだよ。」

D 「じゃあ、部活が3年の秋頃終わってさ、そこから鼻血でるぐらい勉強するとかしたい?」

子 「えー、やだなあ…。」

D 「やだねえ。まあ、高望みすりゃ、そういう必要も出てくるかも知れないけど、いやだねえ。」

子 「やだ。」

D 「まあ、俺は必死に背伸びして学力レベルの高い高校に是非とも行け、なんて思ってない。」

子 「うん、知ってる。」

D 「てか、そもそも、高校行くかどうかもお前の意志次第だ。」

子 「高校は行くでしょ。」

D 「勉強なんて関係ない世界で生きていくぜ!とお前が決心できるならそれでもいいんだよ。」

子 「いや、高校には行きたい。大学も。」

D 「そか。じゃあ、行け。」

 

D 「とするとだ…。一応、勉強のことに無関心でいていいわけではないんだよな。」

子 「うん。」

D 「高校入試には内申点、ていうのも大いに関係する。クソうぜえけど。てか、内申点知ってる?」

子 「知ってるよ。うぜえ。」

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D 「このクソうざい内申点、ていうやつがな、ここら辺だと中3の時のものだけ考慮されるらしい。最近知ったけど。」

子 「そうなんだ。じゃあ2年までは気楽でいいね。」

D 「そうかあ?1、2年の時の勉強わかんなくて3年の時急に勉強できるかよ。」

子 「そうだねえ…。」

D 「勉強なんてさ、言い出せばキリがないけど、俺としては教科書に出てくるぐらいのことを漏らさずわかってりゃいいんじゃね?と思ってる。」

子 「ふむふむ。」

D 「それ以上の事を求めるような、お偉い高校なんて受験しなくてもいいんじゃね?お前が行きたいなら別だけど。」

子 「行きたくない。」

D 「ということはだ…。3年になってクソみてえに勉強するのは避けたい。でもある程度高校の選択肢は欲しい、ってわけだな。」

子 「その通り。」

D 「じゃあ、2年までの間、教科書レベルの内容は漏らさず身についてる方が良くね?」

子 「んだな。」

D 「で、今どうなの?」

子 「数学とか英語とか授業の内容はわかる。わかるけど問題やると間違える時も結構ある。」

D 「ふむ。それから?」

子 「社会とか覚えるやつは苦手じゃないけど、量が多い。」

D 「なるほど。定期試験直前だけで間に合う?」

子 「どうだろ…。うーん、間に合うような、間に合わないような…。」

D 「てかさ、試験直前だって朝練もあるし、イレギュラーに午後練習とかもあるだろ?」

子 「あるねえ。」

D 「だんだん間に合わなくなる予感がするねえ。」

子 「でもさ、普段時間があんまないんだよ。」

D 「ふうん…。」

 

D 「あのさ、話が戻るけど、部活は好きでやってるんだよな。」

子 「うん、好き。」

D 「正直、生活の中心は部活だよなあ?」

子 「うん、そう。」

D 「じゃあ、練習キツかったり、イヤなことがあったりしても、だからって辞めねえわけだな。」

子 「うん、辞めない。」

D 「じゃあ、部活はお前の生活の中に当たり前、欠かせないものとしてあるわけだよな。」

子 「そう。」

D 「じゃあ、俺たちもそういう前提でものを考える。」

子 「うん?どういうこと?」

D 「つまり、部活は飯を食うのと同じように当たり前で必要不可欠なものとして扱う。」

子 「ふむ。」

D 「勉強が出来なくなったから部活を辞めなさい、とかは一切言わない。」

子 「お!それいい!」

D 「そんなに疲れるんだったら部活以外何もできないでしょ、ダメじゃん、みたいなことも一切言わない。」

子 「おお!マジか!そうして!」

D 「その代わり、部活をやってるから、やってない場合よりも何かができない、という話も聞かない。」

子 「ん? おっ、おう…。」

D 「あれっ?不満?」

子 「いや、確かに当然かもなあ…。でも時間が…。」

D 「あのさ、お前の憩いの時間にやってることはお前にとって絶対に必要なことってわけじゃない。」

子 「まあねえ。」

D 「Youtube のクソ動画ずっと見てるとか。そう言えば最近ゲームやらなくなったな。」

子 「ゲーム飽きてきた。でも新しいの出たらまたやる。ユーチューバ―はクソに思えてきた。あれは小学生のものだね。でも音楽は聴きたい。」

D 「ほう、成長したねえ。確かに音楽は俺も聴きたい。」

子 「楽しいし、リラックスできるんだよ。」

D  「おう、音楽は聴け。色んなのを聴け。まあ、そういう無駄に見える時間ってのも、実は人間にとって重要だ。」

子 「そうかもね。」

D 「かといって無駄ばかりなのはただの無駄だ。」

子 「そりゃそうだ。」

D 「部活は楽しい!」

子 「楽しい!」

D 「部活、命!」

子 「命!」

D 「勉強はあんまり楽しくない。」

子 「楽しくない。たまにおもしろいけど。」

D 「でもある程度は必要。」

子 「それはわかる。」

D 「やりたいこと、やった方がいいと思っていること、これはやる。」

子 「うん。」

D 「それは、部活と勉強だな。それ以外は特になし。」

子 「なし!」

D 「じゃあ、この二つをやんな。で、残りはグダグダ。」

子 「うん、グダグダで。」

D 「まあ、勉強は勉強量じゃない。効果だ。だから、短時間でも意味がある勉強の仕方はあるさ。」

子 「だといいいねえ。」

D 「だいたいさあ、お前、小6の時も俺と勉強してたけど、大した時間じゃねえじゃん。」

子 「へへ、そうだね。」

D 「あれくらいは出来るんじゃん?」

子 「うん。でも、ちょっとやり方に自信がない。教えて。」

D 「いいよ。まあ、お前を成長したんでなあ。あんまりベタベタはしないけども。教えてやるよ。」

子 「うん。」

 

 

家人とも、部活についてはただ応援するだけ、何かの引き合いとして部活のことを取り上げるのは一切しない、という合意に至った。

 

6年生の時は、「高校までパパと勉強するよ」などと言われて 「高校までかよ!」と思っていたが、気づけば完全にリセットされていたわけだ。しかし再び出番となった。

とはいえ、今までのところ中間テストと期末テストの直前期だけの勉強となってしまった。その辺の詳細はまた後日に。

 

 

子供が思春期らしくなってきた変化に接すると、いつまでも父親がつきっきりで勉強を教えるのもどうか、とも思うようになった。やり方を教え、自分が必要性に応じて勉強をする、という感じになっていけば良いなあ。

まあ、自分を振り返れば、中学生の時勉強した記憶なんてさらさらないのだけど…。

 

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